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部下をしっかり見てくれている上司こそリーダー

"私には尊敬する上司がいました。入社当時の上司で仕事の基本から教わったので、余計に尊敬する気持ちが強いのかもしれませんが、今振り返っても「あぁこういう上司にならないといけないな」と思うことが多々あります。
一つは部下のためにリスクを負うことの出来る上司です。若い頃はいろいろとへまをやらかし迷惑もかけましたが、ここという場面ではしっかりフォローもしてくれました。
ある時取引先から理不尽な要求を出されたことがありました。今日中に社長の印鑑を押した書類を提出しろと言われたのですが、その日は重要な会議を行っていてとてもムリだったのです。そんな理由で困っている私を見て上司自らその会議に乗り込んで書類を揃えてくれました。
上層部の顔色を伺う社員が多かった中で「自分のためにここまでしてくれた」と感動すら覚えた記憶があります。
もう一つは部下の特性をしっかり把握して上手に活かす上司です。
これも同じ上司の話ですが、私と私の一つ下の後輩への指導方法を使い分けていました。
私は乗せられると調子良く仕事をするタイプで、後輩は反発心をバネにするタイプでした。表面上ではあまり分からないこの違いを上司は見事に見抜き、私には「お前がウチのエースだ」と周囲にも分かるように伝える一方で、後輩にはどんなに成果を上げても決して褒めないなど、上手に指導方法を変えていました。
こうした背景には日頃から十分なコミュニケーションを図っていたことが挙げられますが、自分がその立場になった時に「こんなに忙しいのに、よく時間が取れたな」と驚いたものです。
リーダーになるためには何かを犠牲にする精神も重要なのだと学びました。"